横浜市内にお持ちの、マンション一戸建て、土地などの不動産を売却するのであれば、できるだけ高額で売却したいと考えるのは当然です。高額売却を目指すのであれば、横浜市内での不動産の売却相場をしっかりと把握しておくことが大切です。
また、今後の不動産需要の変化も見ておく必要があります。今後の住宅需要を占う上で、重要なデータである横浜市内の人口の変化を見ておきましょう。横浜市内の人口は2020年の373.7万人をピークに今後減少していくことが予想されています。
2030年には366.8万人、3045年には344.6万人まで減少するとみられています。今後縮小していく住宅需要の中で、不動産の売却相場がどのように変化していくのかはしっかりと見ていきましょう。
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【横浜市】不動産の売却相場は?
まずは近年の横浜市内の不動産の売却相場の動きを見ておきましょう。国土交通省が運用する土地総合情報システムを元にして、ここ近年の横浜市内全体の、マンション、一戸建て、土地のそれぞれの平均価格と、横浜市内のエリア別の最新の売却相場をまとめてみました。
横浜市の売却価格の相場はいくらなのか
横浜市内で2017年から2020年にかけて売却された、不動産の取引平均額は次のとおりです。
項目 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 |
---|---|---|---|---|
マンションの取引平均額 | 2,626.3万円 | 2,697.8万円 | 2,678.3万円 | 2,847.2万円 |
一戸建ての取引平均額 | 4,119.8万円 | 4,115.1万円 | 4,039.9万円 | 3,993.7万円 |
土地の取引平均額 | 3,332.6万円 | 3,401.8万円 | 3,249.7万円 | 3,283.6万円 |
土地の坪単価取引平均額 | 82.5万円 | 82.3万円 | 82.4万円 | 84.0万円 |
マンションの価格の変化を見てみると、2017年から2019年にかけて相場に大きな変化がなかったものの、2020年には前年よりも170万円ほど上がっています。
しかし、その一方で一戸建ての取引平均額は2017年から2020年にかけて右肩下がりになっています。土地の取引平均額も2018年をピークに下がり気味です。
相場情報についてもっと詳しく知りたい方は、マンションの売却相場の記事や家の売却相場の記事をご覧ください。
エリア別の最新相場価格をチェック
次に、横浜市内のエリア別最新平均相場を見ていきましょう。横浜市には18の区がありますが、今回はその中から、市役所がある中心街の中区、横浜駅のある西区、それから最も人口の多い港北区と青葉区を取り上げてみました。
区 | マンション | 一戸建て | 土地取引総額 | 土地坪単価 |
---|---|---|---|---|
中区 | 2,887.2万円 | 4,169.5万円 | 3,488.1万円 | 93.5万円 |
西区 | 3,081.8万円 | 4053.5万円 | 3,685.0万円 | 126.3万円 |
港北区 | 3,151.8万円 | 4,778.5万円 | 4,190.4万円 | 136.5万円 |
青葉区 | 3,739.0万円 | 5,249.8万円 | 4,618.5万円 | 94.3万円 |
横浜市内のエリアごとの相場を見てみると、どのエリアにおいてもとても不動産相場は高額で取引されていることがわかります。
直近2年間の相場動向の推移
ここ2年間の横浜市内の不動産相場の動きを見てみると、マンションの価格が急激に上がっている一方で、一戸建ての取引価格は若干下がっている点が気になります。
ただし、一戸建ての価格は若干下がっていますが、土地の坪単価は若干値上がりしています。一戸建てや土地の価格には大きな変化はここ2年間でみられないものの、マンションの価格の変化には注意した方がいいでしょう。
横浜市にお住まいで、売却を検討している方や価格が気になる方は、まず査定をするところから始めましょう。査定を依頼するには複数の不動産会社に無料で依頼できる一括査定サービス「イエウール」がおすすめです。
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横浜市の不動産取引事例をみてみよう
横浜市内で2019年から2020年にかけて実際に取引された不動産の具体的な事例は次の通りです。
マンションの取引事例です。
所在地 | 最寄り駅・所要時間 | 取引価格 | 間取り | 面積 | 築年数 |
---|---|---|---|---|---|
中区 | 黄金町駅から4分 | 4,200万円 | 3LDK | 60平米 | 築23年 |
西区 | 横浜駅から14分 | 5,100万円 | 3LDK | 75平米 | 築20年 |
港北区 | 大倉山駅から8分 | 5,400万円 | 3LDK | 70平米 | 築17年 |
青葉区 | あざみ野駅から9分 | 6,300万円 | 4LDK | 135平米 | 築29年 |
一戸建ての取引事例です。
所在地 | 最寄り駅・所要時間 | 取引価格 | 面積 | 築年数 |
---|---|---|---|---|
中区 | 山の手駅から29分 | 8,000万円 | 240平米 | 築29年 |
西区 | 桜木町駅から11分 | 4,500万円 | 50平米 | 築10年 |
港北区 | 菊名駅から4分 | 5,900万円 | 135平米 | 築52年 |
青葉区 | あざみ野駅から11分 | 8,600万円 | 200平米 | 築24年 |
土地の取引事例です。
所在地 | 最寄り駅・所要時間 | 取引価格 | 面積 | 坪単価 |
---|---|---|---|---|
中区 | 山の手駅から29分 | 6,200万円 | 165平米 | 120万円 |
西区 | 西横浜駅から6分 | 6,500万円 | 300平米 | 72万円 |
港北区 | 大倉山駅から6分 | 6,800万円 | 115平米 | 200万円 |
青葉区 | たまプラーザ駅から10分 | 7,900万円 | 185平米 | 140万円 |
横浜市内の取引事例を見てみると、マンションでも一戸建てでも、築年数がそこそこたっている物件であっても、かなりの高額で取引されていることがわかります。
横浜は都内のベッドタウンとして人気な街なので、不動産の価格の築年数によらずに値崩れしにくいエリアだと言えるでしょう。
横浜市の不動産売却を成功させる方法
横浜市内の不動産を確実に高額で売却するためには、どのようなポイントをアピールしたらいいのでしょうか。横浜市の不動産を売却する上でのアピールポイントになる点をお伝えします。
ベッドタウンとしての住みやすさをアピールしよう
横浜市は、東京都内を除いた全国にある道府県の市の中では、大阪市や名古屋市を抑えて、全国で人口が1番多い市です。横浜市には魅力的なスポットがたくさんあり、横浜という街そのものにもひかれて移り住む人が多いのですが、それ以外にも都内のベッドタウンとしての生活のしやすさも人気の理由です。
都心のベッドタウンは埼玉県にも千葉県にもありますが、横浜がダントツの人気を誇っている理由は、なんといってもアクセスの良さです。横浜駅から東京駅までは26分、品川駅までならたったの17分という通勤通学のアクセスの良さは、大きなアピールポイントになるでしょう。
新築や築年数が浅いことをアピールしよう
横浜市内では築年数がたった物件でも、ご紹介したように高額で取引されている物件がたくさんあります。しかし、横浜の街にひかれて引っ越してくる方の多くは若い方で、若い方は比較的新しい物件を好んで選ぶ傾向があります。
一戸建てやマンションを売却する場合には、築浅や新築に近い物件のほうがより人気があって、高額売却が可能になります。
横浜市ではいつが売り時なのか
横浜市内で不動産を売却するのであれば、現在の価格で売却するのと、不動産相場が上がるのを待ってから売却するのと、どちらがいいのか迷っている方もいることでしょう。
横浜市内の不動産をより高額で売却したいのであれば、今すぐ売却することをおすすめします。
横浜市内の不動産はここ近年、大きな変動もなく、安定して取引されています。マンションも土地の坪単価も上昇傾向にあるので、もう少し相場が上がるのを待ってもいいのではないかという考え方もあるでしょう。
ただし不動産相場は、経済的な状況に大きく左右されるものであるという点も忘れてはいけません。2020年の4月から6月の経済は前年比30%近い落ち込みで、戦後最悪の状況に陥っています。
不動産価格は経済状況と連動して上下するものなので、横浜市内の不動産価格も近いうちに大きく下落するものと思われます。
現在高水準で売却できるのであれば、現在の価格で売り抜けてしまったほうが無難でしょう。
横浜市の不動産売却なら一括査定サイト「イエウール」がおすすめ
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イエウールの強み3|47都道府県全国対応
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イエウールでの不動産売却の流れ
イエウールを利用した不動産売却の流れは次の通りです。
- 査定依頼
- 机上査定の結果の返事
- 不動産会社選び
- 訪問査定依頼
- 訪問査定
- 媒介契約締結
- 売却活動
- 売買契約締結
査定依頼
最初に、イエウールのWebサイトを開いて査定を依頼します。入力フォームに売却したい物件の住所や面積、間取り、築年数などの物件情報と、依頼者の連絡先などの個人情報を入力します。イエウールは匿名では利用できませんが、入力した個人情報は厳重に管理されるので安心です。必要事項を入力して送信すると、イエウールからその物件を扱っている不動産会社に査定依頼が送られます。
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机上査定の結果の返事
イエウールからの査定依頼を受け取った不動産会社は、その物件の机上査定を行います。机上査定とは、物件そのものを見ることなく、物件情報と周辺の相場といったデータだけで査定をする方法です。査定の精度は訪問査定よりも低いのですが、おおよその傾向や相場をつかむことはできます。机上査定の結果が出たらイエウールを介さずに、不動産会社から直接電話かメールで依頼者へ返事をします。
不動産会社選び
机上査定の結果がそろったら、訪問査定を依頼する不動産会社を2社から3社程度選びます。訪問査定には売主の立ち会いが必須で、時間と手間がかかるので、6社全てに依頼したらとても大変です。
机上査定の結果をしっかりと検討して、いい不動産会社を選びましょう。不動産会社を選ぶ時には、査定金額だけで選ばないように注意しましょう。その査定金額になる理由などもしっかりと検討して、信頼できる不動産会社がどうかを見極めることが大切です。
訪問査定依頼
訪問査定を依頼する不動産会社を決めたら、机上査定の結果に記載されている連絡先へ連絡を入れます。不動産会社とスケジュールをすり合わせて日程を決めます。
この時に、当日までに用意しておくべき書類や準備しておくことはないか聞いておきましょう。必要な物や事があれば不動産会社が丁寧に教えてくれるはずです。
訪問査定
訪問査定の当日になったら、不動産会社からスタッフがやってきて、物件や周辺環境を色々とチェックします。かなり細かいところまでチェックされるので、事前に掃除や整理整頓はしっかりとやっておいた方がいいでしょう。
この時に色々と質問されることがあります。質問の答えも査定額に影響するので、慎重に正確に答えましょう。
媒介契約締結
訪問査定の結果から、売却の仲介を依頼する不動産会社を決めたら、媒介契約を結びます。媒介契約には複数の不動産会社と契約を同時に結べる一般媒介契約と、1社のみとの契約になる専任媒介契約と専属専任媒介契約があります。
すぐに買い手がつきそうな物件であれば一般媒介契約が、そうでないなら1社のみとの契約がおおすすめです。
売却活動
媒介契約を結んだら、不動産会社はチラシを作成したり、不動産情報サイトやタウン誌に物件情報を掲載したりして、宣伝活動を行います。
物件に興味を持つ人が現れたら、内覧を行います。内覧の印象が成約を大きく左右するので、しっかり対応しましょう。
売買契約締結
内覧に来た人が購入を決めたら、価格交渉を行います。価格交渉がまとまったら、売買契約へと進みます。契約書を交わし、手付金を支払ってもらい、引渡し日を決めます。引渡し日になったら、残金の決済を行い、物件を引渡して、売却が完了します。
まとめ
横浜市内の不動産は比較的価格が安定しているように思われます。しかし、国内だけではなくて世界的に経済状況が今後悪化していくと予想されている中で、横浜市内の不動産の価格も大きく下落する可能性があります。不動産価格の下落が始まる前にぜひ売り抜けてしまいましょう。
高額売却を達成するためには、いい不動産会社との出会いが大切です。横浜市内のいい不動産会社を必ず見つけられるイエウールでなんでも安心して相談できる不動産会社を見つけましょう。