【戸建て売却】高いうちに売却するための流れや準備を解説

更新日:2020年11月19日

あなたの不動産いくらで売れる?

最大6社の大手不動産会社の査定価格をまとめて取り寄せ!フォーム入力のみ!査定に進む フォーム入力のみ!査定に進む

戸建て売却をしようと考えているかたの中には、どうやって売却を進めてよいのか分からないというかたも多いのではないでしょうか。

戸建ては出来るだけ高いうちに売りたいですよね。そこで、高いうちに売るためにどうすればよいのか、戸建ては今後どうなっていくのかなどを解説していきます。

家を売ること全般について知りたい方は、 「家を売る4つの成功法!家を高く早く売るポイントを解説」 の記事をご覧ください。

あなたの不動産の
売却価格を
いますぐチェック

step
1
物件種別
step
2
都道府県
step
3
市区町村
step
4
町名
step
5
字・丁目
step1
物件種別
step2
都道府県
step3
市区町村
step4
町名
step5
字・丁目

不動産をどうするか迷っている方は、まず査定をして価格を知りましょう。査定するなら一括査定サイトのイエウールがおすすめ。完全無料で複数の会社に査定をしてもらうことができます。

↑こちらから査定を依頼できます!↑

いま戸建てを売却すると高く売れるのか

戸建てを高いうちに売却したいという方は、まず、いま戸建てを売却すると本当に高く売れるのかを確認してみましょう。

ここでは、実際に取引された成約価格を参考に、主要エリアである東京都・神奈川県・大阪府の市区別の平均価格を示していきます。

自分の戸建てを購入した時の価格を思い出して価格を比較してみましょう。

また、平均築年数も合わせて確認しましょう。

なお、国土交通省の不動産取引価格情報をもとに、2019年第1四半期〜2019年第4四半期のデータを使用しています。

東京都で戸建てを売却した時の相場価格

東京都で戸建てを売却した時の相場価格を見ていきましょう。

表では、東京23区すべての平均価格と平均築年数を示しています。また、各区の名前をおすと、さらに詳しくそれぞれの区で戸建てを売却した時の相場価格を知ることが出来ます。

市区平均価格平均築年数
渋谷区28870万22
新宿区14549万26
中央区24952万36
千代田区94762万38
文京区11592万26
港区70914万26
足立区5452万12
荒川区7148万16
板橋区7061万18
北区9807万25
豊島区10921万23
江戸川区4812万16
葛飾区4048万14
江東区17764万21
墨田区13282万21
台東区23865万33
大田区7751万17
品川区13400万16
目黒区12308万18
杉並区13211万14
世田谷区11007万14
中野区8544万16
練馬区6002万14

神奈川県で戸建てを売却した時の相場価格

神奈川県で戸建てを売却した時の相場価格を見ていきましょう。

表では、横浜市の平均価格と平均築年数を示しています。また、各区の名前をおすと、さらに詳しくそれぞれの区で戸建てを売却した時の相場価格を知ることが出来ます。

市区平均価格平均築年数
横浜市青葉区6970万14
横浜市旭区3604万11
横浜市泉区3553万12
横浜市磯子区4176万14
横浜市神奈川区5733万14
横浜市金沢区5313万14
横浜市港南区3683万13
横浜市港北区5836万11
横浜市栄区3713万15
横浜市瀬谷区3064万17
横浜市都筑区5249万13
横浜市鶴見区4176万13
横浜市戸塚区3652万13
横浜市中区5294万16
横浜市西区5621万15
横浜市保土ケ谷区4110万12
横浜市緑区4090万9
横浜市南区3923万15

大阪府で戸建てを売却した時の相場価格

大阪府で戸建てを売却した時の相場価格を見ていきましょう。

表では、大阪市の平均価格と平均築年数を示しています。また、各区の名前をおすと、さらに詳しくそれぞれの区で戸建てを売却した時の相場価格を知ることが出来ます。

市区平均価格平均築年数
大阪市旭区4220万32
大阪市阿倍野区4821万30
大阪市生野区2246万29
大阪市北区9878万41
大阪市城東区4921万28
大阪市住之江区6436万32
大阪市住吉区5023万29
大阪市大正区3964万28
大阪市中央区43986万33
大阪市鶴見区4978万26
大阪市天王寺区4994万37
大阪市浪速区12272万40
大阪市西区8865万34
大阪市西成区4472万37
大阪市西淀川区4905万25
大阪市東住吉区4919万27
大阪市東成区4527万44
大阪市東淀川区3972万25
大阪市平野区3373万21
大阪市福島区3637万33
大阪市港区4448万42
大阪市都島区6726万36
大阪市淀川区6419万26

自分のエリアの売却相場価格を調べる2つの方法

ここまでご説明したエリアとは違うエリアにお住まいの方でも、気軽に売却相場価格を調べるための2つの方法を解説していきます。

1つ目の方法は、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営している「レインズマーケットインフォメーション(通称:レインズ)」というサイトです。

レインズを使えば、選択した条件と合致する過去一年間で売買された中古戸建ての成約価格(実際に取引が行われた契約価格)を以下の手順で調べることが出来ます。

  1. トップページの「戸建」で検索したい都道府県・地域を選択する
  2. 追加で、条件(沿線・最寄り駅・駅からの距離・間取り・築年数など)を指定して検索する

2つ目の方法は、不動産の一括査定サイトです。一括査定サイトとは、インターネット上で複数の不動産会社に査定依頼を申し込むことが出来るサイトです。

代表的な一括査定サイトは「イエウール」です。以下の手順でイエウールを使えば、全国1,600社以上の地域密着の不動産会社から大手の不動産会社まで1度で6社同時に査定依頼をして査定結果を知ることが出来ます。

  1. バナーを押して、物件所在地・査定希望の物件詳細・依頼者の個人情報を入力フォームに記載する
  2. 不動産会社からの査定結果の到着を待つ

↑完全無料で査定依頼できます↑

過去のデータを基にしておおまかな売却相場価格を知りたい方はレインズ、自分の戸建てを査定してもらって正確な売却相場価格を知りたい方は一括査定サイトがおすすめです。

戸建て売却の流れを把握しよう

戸建てを高いうちに売却するなら、売却の全体像をつかむことが大切です。戸建てを高いうちに売却するときの流れは、以下のように5STEPに分かれています。

STEP項目
1必要な書類や費用を準備しておく
2複数の不動産会社に査定依頼をする
3状況に合わせた媒介契約を選ぶ
4適切な価格で売却活動を行う
5売買契約・決済・引き渡し

それぞれのステップで、具体的に売主が何をするのか・なぜ高いうちに売るために必要なのかを解説していきます。

STEP1:必要な書類や費用を準備しておく

高いうちに戸建てを売却するためには、スムーズに売却の手続きを進める必要があります。

スムーズに売却の手続きを進めるために必要なことは、必要な書類や費用を準備しておくことです。

売却ステップのいたるところで書類を使用したり費用が発生するため、まずはじめに抑えておきましょう。

以下の表を参考に、戸建て売却ではどのような書類が必要なのか・なぜ必要なのか・どこで入手すればよいのかを把握しておきましょう。

書類内容取得先
身分証明書身分を証明するもの
印鑑登録証明書登録した実印を証明する書類市区町村の役場など
住民票個人や世帯についての情報市区町村の役場など
登記済権利証登記が完了した際に発行する書類法務局
固定資産税納税通知書固定資産税の納税額を通知する書類毎年郵送される
重要事項説明書不動産の重要事項説明を行う書類不動産会社
地積測量図土地の測量図測量業者
建築図面建物を建築する際の図面不動産会社

また、以下の表を参考に戸建て売却ではどのような費用がいくらくらいかかるのかを把握し、準備しておきましょう。

必須かどうか費用項目費用の目安
必須仲介手数料売却価格の3%+6万円+消費税
印紙税1,000円〜6万円  ※売却価格により異なる
場合による抵当権抹消費用2万~3万円
ローンを一括返済する手数料金融機関への手数料1~3万円
譲渡所得税売却した年の1月1日での保有期間によって異なる
・保有期間が5年以下なら譲渡所得の39.63%
・保有期間が5年超なら譲渡所得の20.315%
その他費用費用項目による(測量費用・廃棄物処理費用など)

STEP2:複数の不動産会社に査定依頼をする

書類や費用の準備を終えたら、早速不動産会社に査定依頼をしましょう。

高いうちに売るためには、複数の不動産会社に査定を依頼することが必要です。査定結果を比較して、高く売るためによりベストな不動産会社を選定することが出来るためです。

また、査定依頼をする際は、査定依頼方法と査定方法を選ぶ必要があります。

査定依頼方法は、不動産会社の実店舗に伺って依頼する・不動産会社のホームページから依頼する・インターネット上の一括査定サイト経由で依頼する、の主に3つから選びます。

売却をしようとしている場合、手軽で素早く査定依頼が出来る一括査定サイトを選ぶのがおすすめです。

↑完全無料で査定依頼できます↑

査定方法は、机上査定・訪問査定のいずれかから選びます。

机上査定とは、過去のデータや事例などから査定する方法です。売却予定の不動産の周辺の取引事例や似たような不動産がいくらで売れたのかなど、データをもとに査定するため、査定価格の正確性は低いです。

一方、訪問査定とは実際の売却する物件を見て査定する方法です。日当たりや周辺の施設、不動産の状況など、細かい項目をチェックしながら査定するため、机上査定よりも詳細な査定価格を出すことができます。

売却をしようとしている場合、正確な訪問査定を選ぶのがおすすめです。

STEP3:状況に合わせた媒介契約を選ぶ

複数の不動産会社に査定依頼をして査定結果が出たら、査定結果を基に不動産会社と媒介契約を結びます。

媒介契約とは、不動産を売却する時にどのような条件で売却活動を行い、成約したときの報酬金額をどうするか、などを決める契約のことです。

媒介契約は、一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類あります。高いうちに戸建てを売るために、状況に合わせた媒介契約を選びます。

複数の業者に仲介を依頼できるのが、「一般媒介契約」です。仲介会社を通しての契約だけでなく、自分で買主を見つけて売却を決めることもできるため、1番自由度が高い契約と言えるでしょう。しかし、専任媒介契約や専属専任契約とは異なり、仲介会社は販売活動の報告をする義務がないため、売主は売却活動の進み具合が分かりにくいです。

駅チカ・築浅などの需要が高めの戸建てを売却する場合は、一定購入希望者が集まりやすいため一般媒介契約を選びましょう。

仲介会社を通しての売却活動だけでなく、自分でも買主を探すことができるのが、「専任媒介契約」です。契約は1社のみに決まっているため、契約を交わした仲介会社は積極的に売却活動を進めてもらいやすいです。契約をする仲介会社は1社に限られ、売買契約は必ず不動産会社を通して行わなければならないのが、「専属専任媒介契約」です。売主が自分で買主を見つけたとしても、不動産会社を通して取引をしなければなりません。

駅から遠い・築年数が古いなど購入希望者が見つかりにくい戸建てを売却する場合は、必死で購入希望者を見つけてもらうためにも専任媒介契約を選びましょう。

以下の記事も参考にしながら、自分に合った媒介契約の種類を選びましょう。

関連記事

人生の中で、非常に大きな買い物となりうるのが家の購入です。しかし家族が増えたり離婚したりなど様々な理由で今住んでいる家を売らなければならないこともあります。そんな時にどうやって売るかと言われれば、不動産会社に仲介してもらって売るとい[…]

STEP4:適切な価格で売却活動を行う

状況に合わせた媒介契約を選んで結んだら、戸建ての売却活動をスタートさせます。

高いうちに戸建てを売却するためには、適切な価格で売却活動を行うことが重要です。

売り出し価格を決めるときは、周辺の戸建て相場価格や査定価格だけではなく、自分で決めた理想売却価格・最低売却価格をもとに、相場と乖離なく値下げしても納得できるように決めましょう。

また、売却活動は不動産会社が主導で行われますが、以下の3つは不動産会社と相談しながら売主も行う必要があります。

  • 広告宣伝内容の確認
  • 内覧準備・対応
  • 購入希望者との条件交渉

広告は不動産会社が主導で物件情報や物件の写真を用意し作成します。しかし売主も、誤った情報がないか・分かりやすい写真が使用されているか・情報が十分記載されているか、などを確認して、場合によっては不動産会社に修正を依頼するようにしましょう。

内覧とは、購入希望者が直接物件を訪れ室内を見学することを指します。訪問者の案内は基本的に不動産会社が行いますが、売主も事前に清潔な室内状況を作るための準備と当日好印象を与えるような見学者への対応も必要になります。

購入希望者との条件交渉は、購入希望者が内覧を経て購入を決めるまでに行われることが多いです。売主は、不動産会社を介して価格交渉や引き渡し条件・契約条件の交渉に応じる必要があります。

これらを繰り返して、買主が決まるまで販売活動が続きます。

STEP5:売買契約・決済・引き渡し

このステップが完了すると、高いうちに戸建てを売却することが出来ます。

購入希望者との条件に折り合いがつき、買主が決まったら売買契約を結びます。

売買契約を結ぶ前に、不動産会社の宅地建物建築士から買主に対して不動産や条件に関する重要事項説明が行われます。その後、正式に売買契約を結び、売主は買主から1~2割程度の手付金を受け取ります。そして、売主はこのタイミングで仲介手数料の半額を不動産会社に支払うのが一般的です。

売買契約を締結したら、契約で決めた時期に物件の引き渡しを行います。売却する物件にまだ住宅ローンの支払いが残っている場合、引き渡しの前までにローンの解約をしておく必要があります。

ローンの借り入れをしている金融機関へ連絡をし、抵当権抹消の手続きを行っておきましょう。また、居住中の戸建てを売却した場合、引き渡しの前に引越しを済ませておく必要があります。

そして、物件引き渡しの当日に、売主と買主の両方と金融機関の担当者・司法書士が立ち会って物件の最終確認をします。設備の有無や不具合がないかなどの確認などを行い、物件の神屋代金の領収書を買主に渡し終わったら物件の引き渡しが完了します。また、司法書士に依頼して所有権移転登記も行われます。

高く売れる戸建ての特徴

高いうちに戸建てを売却するといっても、実際に自分が売却しようとしている戸建てが高く売れるのかどうか気になりますよね。

ここでは、建物部分・土地部分・周辺環境の3つの観点から、どのような特徴があれば戸建てが高く売れるのか確認していきましょう。

建物部分の特徴一覧

戸建ての建物部分で、それぞれの項目とどのような状態になっていれば高く売れるのかを以下の表を参考に確認していきましょう。

項目チェックポイント
築年1981年に施行された新耐震基準以降に建てられたか
構造鉄筋、鉄骨、木造のどれか
外装新しいか・維持管理されているか
内装新しいか・維持管理されているか
設備機能充実しているか・断熱性/遮音性は高いか
日当たり・眺望部屋の日当たり・眺望がよいか

ひとつずつ、それぞれの項目がどのような特徴があると高く売れるのか説明していきます。

築年数は、浅ければ浅いほど高く売れます。ただ、耐震性を分ける1981年以前でなければ一定高く売ることが出来ます。

構造は、頑丈な材質であるほど高く売れます。また、施工の質が良いほど高く売ることが出来ます。

外装・内装は維持管理の状態が良いほど高く売れます。修繕履歴がきちんとまとめられていると維持管理状況が分かりやすいです。

設備機能は、特に断熱性がよいほど高く売れます。また、日当たりは道路に接面している向きがポイントです。南・東・西・北の順で高く売りやすいです。

土地部分の特徴一覧

戸建ての土地部分で、それぞれの項目とどのような状態になっていれば高く売れるのかを以下の表を参考に確認していきましょう。

項目チェックポイント
地型間口が広く・整形されているか
道路との接面条件幅4m以上の道路に間口が2m以上接しているか(建築基準法による接道義務)
水はけ雨水の水はけがよいか

土地部分は基本的に、周辺土地相場を基準に判断されます。ただ、ひとつずつ、それぞれの項目がどのような特徴があると高く売れるのか説明していきます。

地型は、間口が広く長方形で成形されている土地ほど高く売れます。一方で、旗竿丈の土地や曲がりくねった土地などは高く売りにくいといえます。

道路との接面条件は、建築基準法による接道義務を満たしているかが最低限重要であり、さらに前面に一面しか接していない土地よりは二面接している角地の方が高く売りやすいです。

水はけは、雨水の水はけが良いほど高く売りやすいです。

周辺環境の特徴一覧

戸建ての周辺環境で、それぞれの項目とどのような状態になっていれば高く売れるのかを以下の表を参考に確認していきましょう。

項目チェックポイント
最寄り駅からの徒歩距離徒歩10分以内か
周辺施設商業施設・公共施設が近いか
治安犯罪多発地域でないか

ひとつずつ、それぞれの項目がどのような特徴があると高く売れるのか説明していきます。

最寄駅からの距離は、近ければ近いほど高く売りやすいです。通り道が見通しが良いとなお高く売りやすいです。

周辺施設は、生活でよく使うスーパーやコンビニなどの商業施設や、病院などの公共施設が近いと高く売りやすいです。

治安は、犯罪多発地域でなかったり、パチンコや工場などのいわゆる嫌悪施設が近くにないと高く売りやすいです。

戸建てを高いうちに売却するために必要な準備

戸建てを高いうちに売却するためには、売却で最低限必要な準備だけでは不十分だと言えます。

戸建てを売却するのに先駆けて、売主自らが率先して行うべき売却準備は以下の6つです。徹底した準備をして、戸建てを確実に売却出来る状態にしましょう。

  1. 隣の土地との境界線を確定させる
  2. 住宅診断(インスペクション)を受ける
  3. 瑕疵担保保険に加入する
  4. 過去の修繕履歴を整理する
  5. 築年数に応じたリフォームを行う
  6. 内覧に備えハウスクリーニングを行う

準備1:隣の土地との境界線を確定させる

戸建てを売却する前には、土地の境界を確定させておく必要があります。

土地の境界が不明瞭であったり、隣地との間で明確に取り決めがないと、実際にいくらで売れるか正確な査定価格を算出できなかったり、売買契約時にトラブルのもとになりスムーズに売却することが出来ません。

結果として、売買契約間近まで進んだのに買い手がつかず、高いうちに売る事が出来なくなる恐れがあります。

土地の境界を確定させるためには、購入時の確定測量図を確認しましょう。また、土地の境界線が確定していない場合は、隣地の所有者と立ち合い境界線を確認して確定測量図を作成する必要があります。

確定測量図の作成には、1~2ヶ月程度の時間と50万円前後の作成費用がかかります。そのため、売却を進めると同時に境界線を確定するようにしましょう。

準備2:住宅診断(インスペクション)を受ける

インスペクションとは、住宅診断のことです。第三者である専門家が建物の劣化状態や性能低下があるかなどを調査します。戸建ての場合、主に基礎や屋根などの構造部分や外壁や開口部などの部分が調査されます。

具体的には、建物の専門家が床の傾きや雨漏り・シロアリ被害がないかを確認します。インスペクションは義務ではないですが、インスペクションを通過することで戸建てに問題がないことが証明され、買主が心理的に購入しやすくなります。また、万が一物件の問題が見つかっても、早期段階でリフォームや修繕に着手できます。

そのため、インスペクションを行わずに放置しておくと、物件にある不具合に気付かず売買契約間近になって購入希望者との間にトラブルが発生し、高いうちに売る事が出来なくなる恐れがあります。

インスペクションには5万円ほどの費用がかかりますが、買主が早くみつかりやすくなるうえに希望価格で売却出来る可能性が高くなります。

準備3:瑕疵担保保険に加入する

瑕疵担保保険とは、売買後買主が瑕疵(物件の不具合や欠陥など)を発見した場合修繕費用を保証金で補える保険のことです。

売主が瑕疵担保保険に加入することで、通常3ヶ月間しかない売主の瑕疵担保責任期間を過ぎても最大5年まで瑕疵を保証してくれます。そのため、買主は購入後の物件の欠陥に対する心配は薄れ購入しやすくなります。また、買主にとっては瑕疵の保証だけではなく購入後の税金面でも控除を受けることが出来ます。

瑕疵担保保険に加入しないと、購入希望者が安心して戸建て購入に踏み切る事が出来ずに、高いうちに売る事が出来なくなる恐れがあります。

保証料は保険内容や戸建ての大きさによって異なりますが、約5万円ほどで加入できるためインスペクションの実施と合わせて検討しましょう。

準備4:過去の修繕履歴を整理する

戸建てを売却する前に過去のリフォームやメンテナンスなどの修繕履歴を整理しましょう。

全国宅地建物取引業協会連合会による「不動産の日アンケート」によると、中古住宅購入時に必要なものとして「履歴情報が残っていること」という項目の答えが63%を占めました。

履歴情報とは、リフォーム履歴以外にも、戸建てでよくあるシロアリや雨漏りなどに対するメンテナンスの実施履歴などもさします。

いつのタイミングで、どの箇所を修理したかについての情報を簡単でよいのでまとめておくようにしましょう。

また、過去の修繕履歴を整理して購入検討者の求めに応じて詳細に情報を開示出来る状態を作ることは、2018年から運用が開始された安心R住宅制度に認定されるために必要な条件です。

準備5:築年数に応じたリフォームを行う

戸建てを売却する前に一度、戸建ての築年数に適したメンテナンスが行われているか確認してみる必要があります。

戸建てはマンションと異なり、住人自らが物件の維持・管理を行う必要があります。そのため、定期的にメンテナンスを行うためのお金を貯めることを怠り、築年数が経過するにつれてメンテナンスをしなくなる傾向があります。

特に築年数が20年を超えた戸建てなどは、戸建て全体に修繕が行き渡っていないケースは珍しくありません。

そのため、戸建てを売却する前の準備として、箇所別に築年数に応じたリフォームを行いましょう。具体的には以下のような箇所があります。

  • 構造体
  • 屋根
  • 外壁
  • バルコニー
  • 外部建具
  • 室内
  • 住宅設備

築年数ごとに本来行うべき維持管理は住まいのメンテナンス(出典:住宅産業協議会)を参考にしてみてください。

ただ、築年数に応じたリフォーム箇所が多かった場合でも、費用を多くかけすぎないように気を付けましょう。

準備6:内覧に備えハウスクリーニングを行う

広告を見て興味を持ってくれた購入希望者が申し込み、内覧が行われます。このとき、事前に準備をして内覧に備えましょう。

プロの掃除屋が室内を掃除してくれるサービスを「ハウスクリーニング」といいます。ハウスクリーニングをすれば、築年数が古い戸建てでも清潔感を増した状態で購入希望者を受け入れることが出来ます。

内覧準備で手を抜いてしまうと、せっかく広告で興味を持ってくれた購入希望者が内覧で悪印象を受けて、購入申し込みや条件交渉に進むことなく購入をあきらめる可能性があります。そのため、高いうちに売る事が出来なくなる恐れがあります。

特に広告を見ても分からないような箇所を重点的に綺麗にすることが重要です。散らかっているものは捨てたり別の場所に保管するなどして、生活感を減らしましょう。

戸建ての場合、購入希望者は以下のようなポイントを確認していることが多いです。

  • 具体的には浴室やトイレなどの水回り
  • 外壁のひび割れや汚れ
  • 各水道のお湯の出方

高いうちに戸建てを売却するなら不動産会社選びが大切

売却準備を終えたら、いよいよ不動産会社を選んで買主探しが始まります。高いうちに戸建てを売却するなら、不動産会社選びを特に力を入れて取り組みましょう。

不動産会社を選ぶときに確認しておくべきポイントは以下の3つです。

  • 査定額の根拠を説明できるか
  • 戸建て売却の専門性・実績があるか
  • 売却サポートが豊富か

それぞれ、どのように判断するのか確認していきましょう。

査定額の根拠を説明できるか

査定結果が算出された後、担当者が査定額の根拠を説明できるか確認しましょう。

担当者が、周辺の取引事例や相場の情報を基に「なぜそのような査定価格になったのか」を分かりやすく論理的に説明してくれた場合は良い不動産会社・担当者である可能性が高いです。

査定金額をあげた要因・査定金額をさげた要因も併せて質問してみましょう。

査定金額は不動産会社が自由に出せるため、根拠なく査定金額を高額にして顧客を獲得しようとする不動産会社もあるため注意が必要です。

査定額の根拠がないと、実際には査定額で売れずに期待していた金額で売却出来ない恐れもあります。

戸建て売却の専門性・実績があるか

依頼しようとしている不動産会社が、戸建て売却の専門性や実績が十分あるか確認しましょう。

専門性は、賃貸業や管理業ではなく売却業を専門にしているか・土地やマンションではなく戸建てを専門にしているか、などの観点で会社のホームページを確認しておきましょう。

また、実績はホームページの取引事例や不動産売却口コミサイトを確認して、自分と同じようなエリア・価格帯の戸建てを売却しているか・売却の満足度が高いか、などを確認しましょう。

戸建て売却の専門性や実績がない不動産会社に戸建て売却を依頼した場合、売却ノウハウや集客方法が整備されておらず、なかなか買い手が見つからないという事態も想定できます。

結果として、長期間売れ残ってしまったり、交渉で不利に立たされ大幅に値下げした売却価格になってしまう恐れもあります。

売却サポートが豊富か

依頼している不動産会社の売却サポートが豊富か、確認しましょう。

売却サポートとは、売却活動に伴い不動産会社が提供しているサービスのことです。不動産会社のホームページに記載されていることがほとんどです。

売却サポートの例としては、以下のようなものがあります。

  • 内覧時に一時的に荷物を預かってくれるサービス
  • 広告掲載する写真をプロのカメラマンが撮影してくれるサービス
  • 一定期間内に売却出来なかった場合に、直接不動産を買い取ってくれるサービス(買取保証)
  • 売却後に住宅設備に不具合が生じた場合に費用を負担してくれるサービス

不動産会社の知名度で安易に選んでしまうのではなく、豊富な売却サポートサービスを展開している不動産会社に依頼することで、安心して戸建て売却を完了しやすくなります。

↑完全無料で査定依頼できます↑

もっと詳しく知りたい方は、「戸建て売却ではどんな費用がかかる?費用項目ごとに詳しく解説」の記事をご覧ください。

また、「戸建て売却で築年数は価格に影響する!資産価値との関係を解説」という記事や、「築浅の戸建てを売却するコツは6つ!損をしないためのポイントを解説」という記事もご覧ください。

【完全無料】うちの価格いくら?
【完全無料】うちの価格いくら?